全く身にならないブログ

駄文で悪かったな。

Base Ball Bear「LIVE IN LIVE~17歳から17年やってますツアー~」に寄せて

2019年、エイプリルフール。

平成が終わる。終わっちまうよ。いざ終わるとなると寂しいもんだよな。だってアレだぜ?令和に生まれたガキからしたら俺らなんか古い世代だぜ。ちょっと経つと平成VS令和とかいう番組やるぜ?なんて言葉を新元号発表のニュースにぶつけて仕事に励む。今日も残業だ。やってもやっても終わりゃしない。あー酒飲みたい。ラジオ聴きたい。なんて思いながら今日も1日が終わる。職場から自宅までは約30分だ。今日も車内で爆音が流れる。いつもよりノイジーにいつもよりスピーディーに聴こえたのは分からないが俺は早く帰りたかった。帰宅。スマートフォンが鳴る。友達からライブの誘いだ。行けるわけねーだろ、ブナシメジ。暇じゃねーんだ俺は。と怒りのLINEを返した。あー俺もライブ行きたいなーなんて思い水戸ライトハウスのホームページを開く。7日、日曜。Base Ball Bearだ。行ける。行けるぞ。3人になってから3年。タイトルは17歳から17年やってますだと。行くしかないな。遂にこの日が来た。目撃するよ。嘘じゃないよ。あの日のショックを今日まで引きずってきた。この日で蹴りをつけるよ。こいちゃん、嬢、ゴリラ。南町で待つ。そう誓いを立てた。翌日ローソンで発券。

 

2019年、青い春。

7連勤が終わった。待ったよ。待ちくたびれたよ。もうクタクタだよ。疲れがとれねえ。とれるわけねーよ。でも行くよ。よく来てくれた。最高だ。15時半、家を出る。車内にはベボベのアルバム「十七歳」が流れる。「17歳 It's a seventeen レモンが弾けるような日々」そんな日々なんてなかったよ。俺の高校時代は鬱屈だった。退屈だった。だから毎日ロックンロール聴いた。ラジオも聴いた。あの日々を支えてくれたものこそが俺の財産だ。全部好きだよ。Base Ball Bearなんか好きになるはずがない。と思ってた。ただこの小出とかいう男が作る歌詞をどんどん見ていく度に女の子の表現の仕方とか情景描写とかまるで短編小説を読んでるような気分になる。心を奪われたよ。そうだ。俺はどこか憧れてたのかもしれない。この青春ってやつに。いっそ俺の事も奪い去ってくれよ。

開場、予想に反しJPOPが流れている。確か「キミは今何してる?月がボク達を見ている」的な歌詞だった気がする。問うな。もう言わないぞ。ロックンロールを聴きに来たんだ。月じゃなくて可愛い子に見られたいに決まってんだろ。

暗転。SEのXTCが流れる。ああベボベのライブに来たんだな。3年ぶりのロックンロール。あの日、17歳の日々。俺の思い出。今ならめちゃくちゃにしてもらって構わない。全部出し切ってくれよ。イントロが鳴る。‴3人‴の音だ。ギター、ベース、ドラムが気持ちよく重なる。何百回と聴いたイントロが全く新しく聴こえた。1曲目、17歳。

嬢がセンターに来る。バキバキのベースだ。今日も可愛い顔には似合わないベースを弾いてる。凄いよ。原始的に心惹かれるだろ。3人は今、試されている。

小出「十七歳ってアルバムから沢山やります」耳を疑った。冗談はカッティングだけにしとけよ。俺はこのアルバムが大好きなんだよ。任せとけ、全部歌えるよ。最初のチューニングの時点で1音目で分かるよ。今イントロドンしたら俺の右に出るものはいないよ。ヘブンズドアー・ガールズ~抱きしめたいの流れ。そう今回は新作「ポラリス」のリリースツアー。そう聴いたぞ。ただ実際は「十七歳」のリリースツアーと言われてもおかしくないセットリストだった。2019年だぞ。12年も前のアルバムの曲をこんなに聴けるのか?

当然「ポラリス」からも全曲やった。Flameは音源より切なく聴こえた。流石だなこいちゃん。もっとやれ。想いが通じたのか嬢がチャップマンスティックを手に取る。Transfer Girlが鳴る。嘘だろ。俺が好きな曲ベスト3に確実に入ってくる曲だよ。フェスじゃ絶対聴けねえよ。やっぱライブは単独公演だな。

長いMCこそベボベの醍醐味だ。沢山曲をやってくれ。その気持ちもあるがそんなのを吹き飛ばしてくれるくらい爽快なMCなんだよ。仕方ないよな。そんなMCは急に「不倫の曲やりまーす」という言葉と共に終わりを告げた。照明が変わる。色っぽい。似合わねーよ。

間髪入れずに初恋が鳴る。俺の初恋なんざ儚いもんだったな。俺の過去、この曲が全部清算してくれたんだよ。1番好きだ。来てよかった。フェスじゃ絶対聴けねえよ。やっぱライブは単独公演だな。そして小出のラップが始まる。嫌いじゃないぜ。

Base Ball Bearは3人になった。このツアーでこの3人は無敵になるんだな。どこまでも行ってくれ。突き進んでくれ。悲しい顔は見せるな。そのままでいいよ。ポラリスは3人が歌っている。堀之内のボーカルは意外と綺麗だ。ゴリラのクセに美声だ。アイツにも聞かせてやりたいよ。

星がほしいなんてワンマンでもやらなくね?なあ。どんなセットリストだよ。俺のためのツアーか?フェスじゃ絶対聴けねえよ。やっぱライブは単独公演だな。いや単独でもコレは凄い。

さあクライマックスだ。青い春、虚無の壮絶なカッティング。堀之内のドラムは更に勢いを増して嬢はドラムに負けないように離されないようにリズムを刻む。続けてLOVE MATHEMATICSだ。数学は嫌いだがこの曲は好きだ。小出は「湯浅が抜けてから武者修行のようにライブをやった。3人になって音を減らす面白さが分かった」みたいな事を言ってた。俺はやっぱあのギターリフ、あのフレーズをずっと聴き続けてきた。それを聴けないのはやはり寂しいもんだ。ただ3人の演奏は不安を感じさせない。学生バンドマン諸君、観ろ。聴け。感じろ。これがロックンロールバンドだ。

小出、再びのラップ。上手くなってやがる。悔しい。

ラストはこれからの決意表明かのようなドラマチック。止められそうにない。止めたいと思わない。そうだよ。Base Ball Bearは止まっちゃダメなんだよ。だからアイツがいなくなっても駆け抜けてきたんだよな。全くイカしてる。

轟音のち終了。去っていく3人。鳴り止まない手拍子。帰るなよ。まだ6時半だぜ。あと2時間くらいやれ。

アンコール。小出「次の1曲でラスト。十七歳から1曲。俺歌わなくていいから楽って曲」おい、まさか。嬢が歌う。歓声が上がる。ピースサイン。ハートを射抜かれた。Wink Sniperだ。もう二度と聴けねえ。あっという間に終了。去っていく3人。鳴り止まない手拍子。帰るなよ。サザエさんまだやってる時間だぜ。まだやれるぞ。もっと熱くしてくれ。

ダブルアンコール。堀之内はいつもより弾けている。物凄いテンションだ。燃えてくるじゃないか。小出「最後は祭りのあとで」カッコイイ声で言うな。物凄いボルテージ。刺さる。抜けなくなるくらいに刺さるよ。もうぶっ倒れてもいい。

小出「ありがとうBase Ball Bearでした」

お礼を言うのはこっちの方だよ

帰宅、即飲酒。明日も仕事。頭の中はロックンロールでいっぱい。最高だった。夏かったよ。今、夏だよな?ん、4月。桜が咲いてる?いやもう気分は夏だ。ロックンロールを聴いている時だけ無敵になれる。少なくともあの時間は無敵だったよ。

setlist

17才

試される 

 

ヘヴンズドアー・ガールズ

抱きしめたい

Flame

Transfer Girl

 

FUTATSU NO SEKAI

初恋

PARK

 

ポラリス

星がほしい

青い春.虚無

LOVE MATHEMATICS

The Cut

ドラマチック


en.

WINK SNIPER

 

w en.

祭りのあと

 

 

 

令和の夏が始まる。